上山市 W様邸
既存外壁 1F、色塗り分けサイディング / 2F、モルタル下地 アクリルリシン
工事内容
- 屋根
- カンペ スーパーシリコンルーフ
- 外壁
- 日本ペイント 水性シリコンセラUV
- 軒天
- 日本ペイント ケンエースG-Ⅱ
- 木部
- キシラデコール
- 仮設足場
- 枠組み足場 自社架設

●1階はサイディング。2階はモルタル下地-アクリルリシン仕上げで凝ったつくりのお宅です。
施主様と設計士さんとの打ち合わせの結果は「新築時の質感を復元したい」とのことです。
見積り時の現状はこのような状態でした。
サイディングのひび割れ、シーリングの切れ・剥離。雨水の侵入が心配です。
モルタルのひび割れはそう多くはありません。しかし水の通り道にひび割れがあるのはよくないです。

●ひび割れ、シーリングの打ち替え終了後、高圧洗浄をし乾燥を待ちます。
●透明なシーラー(吸い込み止め、密着性向上)を塗布後、1色目茶色の色の濃いほうを全面に塗装します。
凹凸があるので大変です。塗り残しがないように丁寧意に、塗装後また確認。
●翌日、完全乾燥後2色目を塗ります。この状況は完全企業秘密なので道具も含めてお見せすることはできません。
一発勝負の真剣作業です。
●5部艶の仕上がりです。
設計士さんと施主様は出来栄えにたいへん満足されておりました。

●2色塗り分けの仕事は、そもそも時間も手間もかかる大変な作業でして、まして今回の形状はタイル調サイディングなどと違い凹凸が不規則で高低差があまりないものでした。
まず道具選びから始め、売ってないものは自分で加工し、試し塗りを何回おこない現場にて一発勝負の技を披露したのでした。
技術的にレベルの高い仕事ほど、職人魂に火が付きます。
依頼されたことを粋に思い、「恥ずかしい仕事は出来ない」と自らに言い聞かせのぞんでいくんです。
自身が納得できない仕事をお客様が満足するはずがありません。
これからも技術を高めていきます。