一昨日UPしましたお宅の件に関して大変多くの方に反響をいただきました。更新を楽しみにしている方もおられるようで、管理人の私もありがたく思っています。感謝。
では、このお宅の詳細調査の結果から。
まず屋根から
アンテナそばの屋根の状況です。白い点が見えるでしょうか、良く確認したらこれは鳥のフンです。鳥はいくらかでも高い所・見通しがいいところを好むようでどこのお宅でもこういうことが起こります。
雪止めアングルは一部錆が見られますね。
剥がれが見られます。
よく見ると築数十年で過去に年数を置かずあまりにも多くの塗り替えをおこなってきたためにありえないくらいの厚膜になっておりました。
鉄道のレールでも夏の気温と冬の気温差で伸びちじみを繰り替えすために隙間を開けているそうなんです。
トタン厚みは0.3mm程度なんです。そこに2mmぐらいの塗膜があれば必ずトタンの伸びに耐えられず剥がれるのは必定です。よってこのような現象が起こるべくして起きました。
次は雨樋。
雨樋は塩ビつまりプラスチック的なものでして破損が進んでいます。
ご覧の写真なんかおかしいと思いませんか?釣り針と呼ばれる軒樋受け金具がありませんね。錆びて朽ちたようです。
上から見た状態がコチラ。
固定している針金ももちろんありません。
(契約後、着工前に風の強い日がありまして「雨樋が壊れた」と電話お頂きました。施主様は補修工事をご希望でしたが、対応年数を過ぎており勾配も狂っており作り替えをお勧めいたしました)
竪樋もかなりの変色です。
ではまた明日。
株式会社佐藤塗装所
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