大阪で強い地震があり、小学校のブロック塀が倒れ小学生の命が奪われブロック塀に注目されていますが、よく見てみると巷には危険なブロック塀が結構あります。
現在進行中の現場のそばにはこんなところが…。
高さは1.8m程度ですが一番上のブロックには横に広がるひび割れと崩壊部分が。
中心部までコンクリートのはずが、砂と粉状のものに分離しています。
これを科学的に説明いたしますと、「中性化」と呼ばれる現象でして、ブロックの主成分はセメントと砂でしてアルカリ性の性質なんですが、長い年月と大気中の成分と酸性化している雨水の浸入によってこのようにザクザクと脆くなってくるものなのです。
でもブロック自体は空気が入っていてコンクリート製品にしてはそれほど強くない製品なので予想はできるのですが。
ところがココのブロック塀は基礎コンクリートもこのようなブロックと同じような惨状です。これは危険です。
これは別のところですが、誰が見ても建築基準法違反ですね。
街中には危険が隠れています。
株式会社佐藤塗装所
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