上山市内のとある地区会から「街中にある自主防災会のホース格納庫を塗装してほしい」と依頼がありました。聞けば外観の錆が酷くなってきたので消防用品の格納庫に住民は認識していないのではないか?そんな思いがあったんだとおっしゃられていました。
だいぶ年期が入っています。この建物自体30年前の建築ですが結構な年数を経た物なのは間違いないでしょう。
ちなみに内部にはこんなものが入っています。
消防用のホース2本。筒先。あと消火栓を開けるための専用スパナ。
工程①
まずグラインダーにてケレンです。あえて肌を荒らさず、錆のみを除去していくイメージで作業を進めていきます。
工程②
エポキシ樹脂の錆び止めを塗装します。色は白です。
一般的には赤錆色の物が錆び止め塗料と思われていますが、じつは色で錆を止めるわけではなエポキシの樹脂でコートして水分などを遮断して錆を防ぎます。
現在弊社では赤錆色をはじめ、グレー、白、黒錆色など上塗りの色に合わせで色を選択しております。
工程③
上塗を1回塗りました。
このぐらい離れるとまあきれいですが、近づくと下地の白いところが見えてとても仕上がっているとはプロには言えません。
工程④
上塗の2回目が完了しました。赤の色が深く鮮やかになりました。
撮影者のわたしが写っておりますが、上の写真よりクッキリと反射しております。
ドアノブが錆びていましたのでサービスでシルバー塗料を塗装しておきました。
文字が消えましたが、それは地区会でやるそうです。
この色は別名消防色と呼ばれる色でして、ポストの色ともやや違います。
一般のほとんどの方がこの箱を見た時点で、文字がなくても消防用品が入っているものと認識できるでしょう。
アフター
何でも塗ります。(株)佐藤塗装所
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