本日は塗装屋の魂とでも言うべき刷毛についてのお話です。
沢田刷毛製造の筋交刷毛(左)と寸胴刷毛(右)です。毛先は動物性でして、ウサギ、山羊、豚、馬と高級になるのですが、この刷毛は最高級の本熊毛製です。現在は、ローラー全盛時代でしてこのような高級な刷毛はあまり使わなくなりましたが、塗装屋の国家検定である技能試験では今でも使われているのです。ちなみに右の寸胴刷毛のお値段は20年前購入時10000円でした。
大工のノミとか料理人の包丁とか理容師のハサミとか。職人の道具とは一日の日当ぐらいのお値段なのです。
ちなみに昨年幕張で開催された大塚刷毛の展示会で売らていた超スーパー高級刷毛。お値段は134000円です。思わずため息・・・。
株式会社佐藤塗装所。
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