今まで黄色い外壁に興味を持たれていた方もたくさんいらしたと思いますが、やっと外壁編です。
すべてはここから始まっております。
勝手口の窓下の外壁が浮いている?おかしい!見て欲しい。となりはじめて現場に来た状況です。
外壁診断士の私が診察したところによりますと、2回吹付けしたことがわかりました。
浮き塗膜は弾性リシンと呼ばれるものです。そして下に隠れている塗膜はセメントリシンでした。(一般の方はあまりなじみのない単語だと思いますが)
要するに2回吹付を行ったが1回目と2回目の間で剥がれが生じてきている。理由は窓からの雨水侵入と一部凍害の可能性が大です。
工事の進行は
浮き部分除去。
段差があるので削りました。
透明な下塗り塗料を塗布。
低い所はセメント系のフィーラーで盛り上げます。
高さが合いましたので、弾性リシンの吹付で模様を合わせます。
後は他の部分と同じように微弾性フィーラーを1回塗り。
微弾性フィラー完了。
この時点でもう以前の跡はなくなりました。どうですか?
ここまでが腕見せ所でした。
次は上塗りです。
2回塗りの1回目です。
結構な黄色です。
完成いたしました。
曇っていると写真では白っぽく見えますね。
省略してのご紹介でしたが、実際は何工程あったのでしょうか。
こんなめんどくさい仕事も得意なんです。
(株)佐藤塗装所
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