先日のこと。以前からお世話になっているお客様のお宅で屋根の塗装です。
奥の蔵は2年前塗装しております。
シリコンなのでまだ艶がありますね。
今回はこの長尺屋根の塗装に伺ったわけですが、なんと近所で他所の屋根塗り屋とバッティングしました。
ウチは高圧洗浄してケレンして、錆びている所は錆止めを施しハケ・ローラーの手塗りで丁寧に施工しているのですが、向こう側はこんな感じです。
朝から屋根をエアレスと呼ばれる機械で吹付塗装中です。
風にのって100mほど離れたここまで臭いです。
あっと言う間に2時前にチャッチャチャとまさにやっつけ仕事の目撃です。
ウチは2.5日かかりましたが向こうは0.7日で終わりました。
吹付け塗装と手塗りの違い。
吹付け塗装とはエアレスという機械で塗装します。
機械を地面に置いてホースの中を塗料がとおり針の穴くらいの小さな穴から圧力をかけて噴射させて塗装するんですが、問題はココからです。
その小さな穴を通るにはハケで塗るようなドロドロでは当然無理です。
ですから塗料とシンナーを1対1で割るんです。
色は付きますが長持ちなんてするわけがありません。
早い時には一冬で剥がれます。
数十万のお金をかけて屋根塗装を頼んだのに数か月で剥がれたら・・・。
これは詐欺的行為です。お客さんが怒るのも無理がありません。
弊社では屋根の吹付塗装はいたしません。
長持ちしないものをお客様に押しつけることはございません。ご安心下さい。
すべてはお客さまの為に (株)佐藤塗装所
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