株式会社佐藤塗装所は山形県上山市を拠点に資格を持った技能者が確かな塗装をする会社です。

TEL.023-672-1717


〒999-3135  山形県上山市南町7-5

施工実績 3-Ⅰ
山形市 K様邸

 

既存外璧 木製羽目板(杉材)過去塗替え1回







工事内容
屋根
アレスクール 1液si 
外壁、軒天、柱、手摺等
キシラデコール ウォルナット
玄関ドア
再生塗装 ウレタンクリヤー

外壁

現状
●まずは現状の認識・確認からはじめます。
長年の経験から裏打ちされたベストな仕様の選択をご提案いたします。(工法、材料)


塗膜の性能が落ち、水の吸い込みが激しく塗替え時期にきています。



材の反りにより釘抜け、釘浮が確認されます。



材の割れ →雨水の侵入が心配です。

  

シーリング破断

 

すべてに言えることですが、早めの塗り替えが建物の寿命を延ばすことにつながります。




施工
●木製外壁の塗替えの場合、下地作りが塗装の仕上がりに大きく影響を与えます。
完成時の事を思い浮かべながら、時間をかけ丁寧で的確な仕事をしていきます。


研磨ブラシを全面にあてて汚れなどを取り除きます。



釘を打ち増しして反りを戻します。
重量1.5kgの釘を打ちました。



わかりづらいですが、現状の写真と比べてみると黄色い円の中の割れにシーリングを注入し、
水の侵入をストップします。



シーリング打ち替え







いよいよ塗装開始です。
1回目塗装です。吸い込みが激しく新築塗装時の3倍の量が必要です。
目地の中や節もあり板自体も痩せていて凹凸あります。
一枚一枚刷毛で上から下へ木目に沿って塗ります。




2回塗ると艶も落ち着き釘も綺麗になりました。しかし換気フードがきになります。


やはり同色にするとスッキリとします。


完成


FFヒーターのカバーや電話の器具などもすべて色を統一。

 







屋根
●遮熱塗料のご指定でしたので、当社で実績のあるアレスクール1液Siジェットブラックをお勧めいたしました。

塗装前はご覧のとおり黒系の屋根になっております。。



勾配が急なので屋根の上まで井桁状に足場を組みます。
高圧洗浄後、白い専用下塗材を均等に規定量塗ります。
濃度を薄めすぎたりすると100%の性能を発揮することができません。


全体の半分の足を交互に浮かせて塗装します。



屋根が白くなったのでご近所の方はビックリしておられます。



上塗りを2回塗って塗装完了の写真です。
1回目の写真がないので「本当は1回だけじゃないの?」なんて言われそうですが、実は先ほどの専用下塗り材が答えなんです。
白の上には黒系を塗ったら1回塗では仕上がらずムラだらけになります。上塗り2回塗ってはじめて綺麗な塗装面になります。





遮熱塗料とは屋根の表面温度を10~15℃程度下げる効果があります。
初夏の室温より真夏の室温のほうが高いのは屋根をはじめ周辺温度が高いのが主な理由です。

こちらのお宅構造は山小屋風の急勾配で太陽光は南の屋根にあたるわけです。
そして内部は、吹き抜けで2Fは屋根裏部屋的なお部屋があります。天井は屋根勾配と同じで斜めです。
断熱材はあっても暑さはダイレクトに上昇するんだとか。
そこで遮熱塗料のご指定だったんです。

5月の施工で8月にお客様からお電話いただきました。内
容は要するに
もの凄く効果があります。
というお声でした。
共働きで夕方籠を開けた瞬間のアノ暑さが嘘みたいで室内温度は5~7℃程度低くなる効果が確認できたそうです。
値段以上の価値があると施主様から教えていた
だきした。





玄関ドア






雨がいささかかかる場所ですのでニジミがでています。
電動サンダーにて旧塗膜除去、薬品処理2回、ウレタンクリヤー3回塗り仕上げです。
日焼けして飴色の風合いのままでいいとのことですので、漂白をせずニジミのみけしました。


誠実に丁寧に確かな仕事
ご近所での仕事ぶりを気に入っていただき受注させていただきました。
以前は大きな塗装屋に依頼したんだそうですが、「聞いてない」と営業職との意見の相違や、未熟な職人が数名きて素人でもわかるやっつけ仕事にあきれて、木部を手間暇かけて塗ってくれるプロフェッショナルな職人を探しておられたんだそうです。
 塗る前の埃まみれのブラシでの研磨作業、最初はたくさんあった釘が必要な箇所に使われ空っぽになったこと。
フードや色が浮いていて気になっていたところもサービスで同色に塗装されたこと。

「次回もやっぱりオタクじゃなきゃだめだ」とありがたいお言葉をいただきました。
 
隣家に親戚がお住まいで、ご紹介いたただき引き続き2軒連続の塗装となりました。ありがとうございます。

お隣の塗装

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